工事前の外観です。

 この素晴らしい日本家屋の古き良きものを活かしつつ、
新しいテイストを入れ、若いファミリーのライフスタイルにリノベーションしていきます。
 まずは建物内の解体です。


 丁寧に内装をはがし、活かすところ、 新しくするところを
判別しながら丁寧に作業を進めます。
 基礎 土台になる部分です。
砕石を敷き、コンクリートを流し 補強をしていきます。
 元々ある建物ではありますが、増築部分もあり、改めて『 棟上げ 』 の儀式
 新築の工事との大きな違いは、既存のものに 『 合わせこむ 』 技術です。

 曲がった桁(けた)と(青い矢印の部分)、直角や真っすぐなもの(ピンク矢印の部分)とを
水平を見ながら合わせ込んでいきます。




click 拡大写真   【左の写真】


click 拡大写真   【右の写真】
 上段の写真は 完成してしまうと見えない部分ですが、
断熱材や配線 配管等 大変重要な設備がつまっています。




これから見える部分の(内装)お化粧に入ります。
 外観は、防水シートを張り、

『下見板(したみいた)張り押縁(おしぶち)仕上げ』
(下見板=板材を少しずつ重ねて張る)



 と ・ ・ ・
モルタル下地に塗装仕上げの外壁です。
 玄関はモダンな引戸に。
夜になると、中の暖かい明かりがもれてとても素敵です。



click 拡大写真   【夜の玄関の明かり】
 天井に張ったムク板や檜の玄関框(げんかんかまち)と敷台(しきだい)、


木の香る玄関でのお出迎えが気持ちよさそうです。



click 拡大写真   【玄関框と敷台】
こちらの収納 手作りです。
 正面の欄間(らんま)は、元の家から引き継いだものです。
玄関のポイントになっています。

 じつはこの欄間、装飾効果だけではなく、回転し風を通す役割も果たしています。


 檜の玄関框(げんかんかまち)と敷台(しきだい)
キリッと引き締まり、厳かな雰囲気をかもしだしていますね。
 こちらはリビングダイニングです。
このお部屋を含め、パブリックスペースの床材は、竹のムク板(バンブーフローリング)です。


 まだ一般的に知られていないので、あまり馴染みがないと思いますが、
じつはこんなにたくさんのメリットがあります。

  • 抗菌性・防カビ性に優れている
  • 消臭効果がある
  • 熱伝導性に優れ、床暖房に適している
  • 天然素材なので、環境負荷が低い
  • 耐久性が高く、傷がつきにくい
  • 耐水性があるので、水まわりに使用できる
 リビングダイニングの奥は(左側の写真)広縁(ひろえん)になっており、
その天井には物干し用の金物を付けてあります。

 洗濯物が干してあってもスッキリ見えるように引戸を閉めてしまうことも可能です


 ここでは生活動線について

< 緑の枠編 >
  ↓
キッチンから引戸を開けると・・・収納スペースを通り 勝手口に!


< ピンクの枠編 >
  ↓
キッチンから引戸を開けると・・・収納棚~ワークスペースを抜け、洗濯機~洗面~浴室と続きます。



click 拡大写真   【勝手口 収納】


click 拡大写真   【勝手口】


click 拡大写真   【収納棚とワークスペース】

 ウォークインクローゼットは、プライベートルームから直接入ります。

 この部分の天井が段になっているのは、既存建物の屋根の勾配の関係から・・・
元の建物との『 合わせこみ 』です。 間取りの配置にも工夫をしています。
 上段の写真は同じお部屋に見えますが、
じつは奥の壁を背中合わせにした2つのお部屋の写真です。

 背中合わせのそれぞれの壁を効率よく収納として設計しました。


 下段の写真は他のお部屋より一段低くなっております。こちらもウォークインクローゼットと同様で
外観を損ねず増築するための 『 合わせこみ 』の結果です。

 これだけで何か楽しい気分になります。
 「古いもの」 と 「新しいもの」の融合として水回り等はとてもモダンな仕上りです。
 こちらも「古いもの」「新しいもの」の融合

 デザインのみではなく、 リビングの梁(はり)や和室の差し鴨居(さしかもい)は、
元の建物の構造物をそのままに。

 書院組子障子(しょいんくみこしょうじ)や欄間(らんま)などは移設し、
形を変えて新しい装飾に生まれ変わりました。



「古いもの」を大切にしています。


click 拡大写真   【リビング天井の梁】


click 拡大写真   【書院組子障子】


click 拡大写真   【欄  間】
 和室の畳は、縁なし畳表 90センチ角の市松模様。

畳の目の向きで色合いがこのようになります。
 厳かな雰囲気漂う和室

組子障子は両面ガラス仕上げでお掃除の負担を削減!
 外観のビフォーアフターです。


 「古いもの」 「新しいもの」 を織り交ぜ、 生まれ変わった建物です。
また沢山の思い出が追加されていくでしょう・・・



click 拡大写真    【完成外観 1】


click 拡大写真    【完成外観 2】




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